今年も東京ドームで開催された【テーブルウエアー・フェスティバル2018】に行って参りました。
この日は最終日でしたが、たくさんの来場客で賑わっておりました。
父の六瓢箪(むびょうたん)を好まれていらっしゃるお客様が、毎年この催しにお越し下さります。
ただ、今年は生憎タイミングが合わず、残念ながら六瓢箪の作品を展示する事ができませんでした。
そんな状況ではありましたが、感性を養うべく行って参りました。
色々なシーンに合ったテーブルコーディネートを拝見してまいりましたが、やはり漆器を取り入れたコーディネートは落ち着きがあって私好みでございます。
寒さ厳しいこの時期、保温性に優れた汁物椀をコーディネートされている物は、食卓の暖かさを感じ取れました。
また、来場されていたお客様の反応をダイレクトに感じる事ができ、とても良い機会になりました。
例えば、ご婦人方が「わたしは食器を割ってしまう事が多いから、高価な物は買えないわ」など、瀬戸物を眺めながら購入を迷われている場面を広い会場で何度かお見かけしました。
確かに、私もお気に入りの食器を割ってしまい、とても落ち込んだ経験があります。
漆器は瀬戸物よりも高価ではありますが、長い目で見ると割れる心配なく安心できます。
さらに、使い続ける事で、艶が出て味わい深い楽しみ方ができます。
このように、漆器の魅力を再確認することもできました。
漆器の菓子皿で、バレンタインコーディネートにも挑戦してみました。